先日テレビでカナダのETCシステムと同じようなコンセプトで作られたシステムが紹介されていた。そのシステムは料金所が一切なく、減速もする必要がない。車載機器を積んでいない車に対しては、ナンバーが瞬時に読み取られ、後日多少割高な請求なされるようになっているとのこと。また、車載機器も月々、200円程度の負担となっているそうだ。
それに比較して日本のETCは中途半端である。まず、料金所で減速が強いられる。全ての車がETCを採用したとしても、これは変わることがない。また、車載機器も高額なので、ETCと一般用のゲートが兼用されるところは残るだろうから、いつでもノンストップという訳にもいかない。
実は、この兼用ゲートが曲者であり、前の車がETCを積んでいない場合に、ぼーっと追走していくと、追突しそうになる。ETC車の比率があがるほど、この問題による事故は増えるのではないかと思う。そして、それを心配すれば必要以上に徐行をすることになり、料金所渋滞はいつまでたっても解消しないのではないか。
このエントリーのトラックバックURL : http://pio.sakura.ne.jp/life/cgi-bin/mt/mt-tb-att.cgi/61