お盆でオフィスビルの明かりが少なくなるなか、いつもよりマンションの夜景が目立ってみえます。しかし、私はあまりマンションが見える夜景は好きではありません。なぜかと言うと、各戸の明かりの色はさまざまで、統一間がないからです。オフィスビルやホテルなどは明かりは、建物のオーナーが決める部分が多いので、非常に統一感があります。一方で、マンションの場合、オーナーがたくさんいるので異なる色合いの明かりが混在しています。
以前、飛行機のなかから見た、ある中東の街の夜景は実に見事でした。日本ではトンネル内でよく用いられるオレンジ色のライトで街灯が統一されていました。水銀ランプや蛍光灯のような無機質な感じではなく、実に暖かい感じがしました。
他方で、日本のオフィスビルは統一されているもののオフィスの機能性を考えると白色の蛍光灯が必然的に多く、統一感が有るのですが実に無機質です。マンションも青白い明かりが多く、同様に無機質な感じがします。
そのため、日本のオフィスビルやマンションも白い蛍光灯の明かりではなく、暖かい電球色の明かりばかりになると良いなぁと思います。ちなみに私が住むマンションの廊下の明かりはすべて電球色の蛍光灯です。マンションの廊下側のみが見える方向からマンションを見上げるのは好きですが、反対側からみると今ひとつな風景に見えてしまうのが残念です。
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