2006年1月25日の日経新聞で夕刊で建築家の安藤忠雄氏のインタビュー記事が載っていた。氏は同潤会アパートの立て替えを行ったことで注目を集めている方である。その記事のなかで「でも建築とは本来きわめて公的なものです。一度建てれば百年くらいは持つ生命を持っている。」と語っている。
ところが、欧州の住まいでは数百年もたってもきちんと機能している建物もあるし、かつ、一般の市民が住む建物とはことなるが教会などは何百年も作り続けて完成したものも多くある。
そのことと対比すると安藤氏を代表とする日本の建築家の志の低さが、露わになっているように思う。日本の風土を加味すれば、建築家であれば法隆寺を目指すのが筋だと思うのだが・・・特に低層の建てものに関しては・・・
自ら100年という限界を路程しているようなので、もっと頑張って欲しい。
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