以前このブログでUSENのGyaoのサービスをより発展させるのにポータルサイトと提携することとが好ましいということを書いた(こちら)。
Gyaoの常習性を高めるためにポータルサイトにGyaoの番組表などを露出させれば、飛躍的に視聴数が高まるのではないのかと思った訳である。
ここに来て、ライブドアをUSENが支援するというニュースが飛び込んできた。
私が以前の書き込みのなかで想定した提携先はエキサイトであった。しかし、エキサイトのように好調に推移している企業よりも窮地に立たされているライブドアの方がより良い条件を引き出して提携できることは想像に難くない。
現時点ではUSENにとって良い提携のように思えるが・・・一つ不安があるとすると、ライブドアのポータルサイトとしての魅力がどれだけ維持または発展していくのかという不確定要素を含んでいるだけに手放しで良いとはいえないのではある。
しかし、ライブドアにはセシールなどの物を売る企業との資本関係やライブドアデパートという物販という側面も存在する。この機能とのスパイラル効果を狙うのが提携のなかで成果を上げるのではないかと思う。
GyaoのCMをきっかけとして物が買われれば、その売り上げの一部がUSENに還流するという枠組みによって互いの利益を高めるというのはどうだろうか?
Gyaoの一視聴当たりの広告収入は知り得ないところであるが、それよりも単価の高い収益になるように思われる。
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