巨匠デビッド リンチ監督、カンヌ映画祭で賞も取っているということでレンタルしてみた。いままで見たカンヌ映画祭の受賞作品で素直に面白いと思えた映画がないのを懸念しながら見始めた。その予想は的中した。少し飲みながら見たのだが、飲み過ぎて完全によっぱらったか?と思うぐらいに、全ての登場人物が正体不明となっていく。ナオミ ワッツが綺麗なことぐらいしか理解できない。
仕方がない、しらふのときに見直してみた。こんどは、2回目なので細かなところまで目が行き渡るが、でもそれでもなんだかよく分からない。
理解の助けになるかと思いDVDの特典としてデビット リンチ監督のインタビューをみることにした。そのなかで、インタビュアーが表現を代えながらこの映画の意味するところを聞こうとする。しかし、「映画からメッセージを読み取って欲しい」「音楽のように感じて欲しい」というように完全にかわされている。
さらに仕方がないので、ネットで調べてみると、輪廻転生説と夢説があるようだ。私は前者と解釈していたので、今ひとつ理解できなかったのだ。後者と考えると、かなりつじつまが合う。なるほどという感じだ。
★★★☆☆
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