高いが勝ち?





勝ち負け

引越して間もないころ会社の先輩にこんな話を聞きました。

「会社に来るときにいつもラジオを聴いているんだけど、今朝聞いた番組の相談コーナーで、マンションのエレベータに乗ったときに自分が押した階数よりも高 い階数を押されたときに劣等感を感じて悩んでいるという内容だったんだよ。そんなこと感じる?」という話でした。

その先輩は4階建ての4階に住んでいるので、そんなことは全然気にしたことも無いと言うのです。高層マンションに住んでいる人はそんなこと感じて暮らして いるのかなぁ?と気になって、私に話を振ってみたようです。

私の場合、結構上の方に住んでいるので、あまりエレベータで私をよりも上の階を押されることはありません。とは言っても、全く無いというわけでは無く、た まに同乗者に上の階を押されると、自分よりも裕福な生活をしているのだろうなぁと、,勝手な思い込みをして身なりを見てしまったりすることがあります。

特に、最上階は他の階とは違う造りになっており、普通の2戸分の面積を1戸にあしらえている造りなっています。そのため、特に最上階を押されると、どんな 人種なのかしら?と改めて観察してしまうこともあります。 そんなわけで、勝った負けたではないのですが、なんとなく自分よりも上の階に住んでいる人のことは気になることは確かです。

最上階の人々をスーパー金持ちと勝手に定義して、その様子をエレベータのなかで観察していますが、身なりや雰囲気も極々普通の人にしか見えないので、全然 面白くないのも確かです。

高層マンションに住む有名人としては、例えば元巨人軍の松井選手は、川口のエルザタワーの最上階55階に住んでいたと聞いたことがありますし、大臣になっ た平中氏も確か超高層マンションにお住いだったと思います。そんな、有名人が同じマンションに住んでいるとちょっとした話題にも成るのですが、私の住んで いるところには有名人が住んでいるという噂は聞いたことがないですね。ちょっと残念です。

新聞配達 

 一戸建ての場合は新聞を各戸に配達してくれるのは当たり前ですが、マンションだとそうはいきません。私の住んでいるマンションでも朝刊だけは配達 の方にオートロックを解放して各戸に配ってもらおうという案もありました。テスト的にそれも試されたのですが、結局種々の問題があって、企画倒れに終わり ました。
 
 そんな訳で、新聞とりにわざわざ1階のポストに降りて行かなければなりません。これは、意外と面倒です。あんまりひどい寝ぐせ髪で行くのも嫌ですから、 それなりに身構えて行くことになります。

 それから、時間も結構かかります。暇にまかせて計ってみました。運良く、エレベータも途中で止まらなかったのですが、4分程度かかりました。朝のエレ ベータが込んでいるときだと、途中で1回や2回は止まりますから、最低4分で普通は5分ぐらいかかると思います。朝の慌ただしいときに、たかが4〜5分で も、貴重ですよね。これに関しては、高いが負けです。

携帯電話

 私はドコモのMovaをいまだ使っております。たいてい電波の強さを示すレベルメータは3本、つまり、強く電波をとらえていることを示しています。しかし、実際に通話をしてみると、会話が途中でとぎれたり、途中できれてしまったりします。

これは、高層階では多くみられる現象です。高層階では見通しが良いので多くの多数の基地局からの電波を受けることになり、多くの電波が干渉を起こすために通信が不安定になるためというのが原因のようです。窓から遠いところで話すと良いという説もありますが、私の家ではなかかな良いポジションが見つかりませんでした。ですから、携帯では落ち着いて話すことができません。これに関しても、高いが負けです。