昨日(2005.2.2)の日経新聞の夕刊のコラムで同新聞社の西岡幸一氏が、クロスライセンスの損得という観点から、ソニーとサムソンのクロスライセンスを論じている。ソニーとの包括クロスライセンスを結んだサムソンは、ソニーの特許を使用できるだけでなく、サムソンがソニーと同等であると認知されるプレゼンスを得られるのではないかということを指摘している。
そうしてみると、随分と著名で大きくなったとは言え、松下から見れば一ソフトハウスである企業であるジャストシステムを相手に、たった一つの特許でとことん争っている松下は何を得るために争い、何を得ることができ、何を失うのだろうかという疑問がわいてくる。
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