lifedoor -別冊 超高層マンションライフ-

2006年08月05日

映画:トランスアメリカ

実はこの映画(公式HP)を観たきっかけは暇つぶしであった。少し浮いた時間帯を埋めるために時間的にちょうど良い映画を探していて、たまたま観た映画である。特別鑑賞券を手に入れて映画館に向かうと、なんと最前列しか空いていないことにびっくり。大ヒットのようであるり、それは口コミによるようです。(詳しくはこの公式?ブログで)。

映画が始まってすぐは、親から離れて一人アメリカにきた移民の感動の物語と思っていたことが全くの勘違いであった。下調べをしてこなかったことに少し後悔した。

しかも、その内容は観てびっくりである。性同一性障害に悩む女性になりたい男性が、若い頃の過ちで世に産み落とされてしまったまだ見ぬ自分の息子かもしれない17歳の男の子と出会うところから本格的な物語が始まるのである。

性同一性障害という特殊な人格を通して、人の見た目やうわべの行動は、いかにその人の本質を言い表していないかを考えさせられる映画である。

そして、さまざまなエピソードが盛りこまれており、心が通って行くということはこういうことなのだなぁと思い、やっぱり家族って良いなぁと思う映画である。見て、絶対は損はないと思います!

ちなみに、性同一性障害の男を演じているのは「女優」だそうです。そして、アカデミー賞の主演女優賞にもノミネートされたそうです。

意外にも色々な意味で面白かったので星5個に近い星4個です。

★★★★☆

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投稿者 lifedoor : 2006年08月05日 23:59
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