単なるアクションSF映画を期待して観たのだが、予想をだいぶ裏切られた映画。SF作家のアイザック アシモフが小説のなかで提唱したロボット3原則が取り上げられている。ロボット3原則とはロボットは1.人間に危害を加えない。2.人間の命令に従う。3.1及び2に反しない限り自己を守るようにプログラミングされるというものである。ところが、映画のなかでは、人間に危害を加えるロボットが出現する。それは、なぜなのか・・・誰がそれを操っているのか・・・ウィルスミスが演じる刑事がロボットに命を狙われながら真実を追求する。そして、最後は思いもよらない結末を迎える。ストーリーが良いです。あいまいさを許さないロジックでは、本当の答えは出てこないということを教えてもらえる映画です。
P.S.原作があって、その出来が良いのだろうと思っていたが、実はロボット3原則を提唱していたアイザック・アシモフの
名著を映画にしたものでした。良いはずです。
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